【施主支給はおすすめできない?】トイレリフォームで気を付けること

2024.04.10

北九州市を中心に福岡県内にて、住宅リフォーム、店舗の新装・改装工事を行っております、中田住設です。

築10~20年ほどがたったら検討したい、トイレのリフォーム。
災害で断水した場合、一番困るのがトイレとされているように、日常生活でも壊れて使えなくなると非常に不便になります。
そのため、壊れて焦ってしまう前に、リフォームするのがおすすめです。

今回は、トイレをリフォームする際に気を付けたいことについて、ご紹介したいと思います。
焦って失敗しないよう、ぜひ参考にしてみてください。

■ トイレリフォームの失敗例

トイレを新しくすると快適に使える、というのは間違いではありませんが、このような失敗が起きることもあります。

・水が流れない

現在のトイレは昔と比べて使用する水の量が少なくなっており、水道代を節約したり、下水の量を少なくしたりと、経済面・環境面に良い変化をもたらしています。
メリットの多い節水型トイレですが、水の量が少ないために流れにくいという弱点が。
マンションの高層階といった場所によっては、通常の節水型トイレではうまく流れないため、ブースターを取付ける必要が出てきたりします。
トイレでは排泄物以外に、吐しゃ物などを流すこともありますが、節水型は少量でも詰まりやすいとされています。

・床が汚れる

トイレは頻繁に掃除していても、床が汚れやすいです。
とくに無垢材フローリングの場合は、飛び散った尿によって黒ずみができやすく、擦っても取れなくなるでしょう。
木材は水にも弱いため、手洗いなどで落ちた水滴・配管の不具合で起きる水漏れなどが常態化すると、やはりカビなどで黒ずみができてしまいます。

・便器のサイズが大きい

今のトイレは、昔に比べてサイズが大きくなっています。
縦に約3cmほど伸びているので、とくに古い住宅でリフォームする際は注意が必要でしょう。
男性が用を足すときに位置取りが難しくなったり、便座から立ち上がるのが大変になったりします。
サイズが大きくなると、掃除もしにくくなり、床の一部は手が届かなくなることもあります。

・掃除がしづらい

トイレのサイズが大きくて掃除が難しくなるケースのほか、床材、収納によって掃除がしづらくなることも。
タイル張りやフローリングは、目地・隙間があるため汚れが溜まりやすく、一度カビなどがついてしまうと取るのが大変です。汚れに強いクッションフロアも、でこぼことしていると汚れが落としづらくなるでしょう。
収納をトイレに設けていると、高さによっては手が届きにくく、ホコリが溜まりやすいです。

■ 気を付けたほうがいいこと

失敗を避けるためには、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。

・節水型トイレは場所によっては要注意

節水型トイレは場所によっては適さないことがあります。
一度で流れるはずが、2回も流さないといけなくなると、節水の意味がありません。
節水型トイレにしたい場合は、リフォーム業者に相談して大丈夫かどうか聞いてみるのが一番でしょう。
また、組合せタイプ・一体型タイプは水を溜めて流す方式のため、電気がないと流れないタンクレスタイプよりも無難といえます。

・施主支給はしない

施主支給とは、お客様が自分で商品を購入して、取付けを業者にお願いするものです。
現在はネット通販でトイレなどを取り寄せられるため、通常よりも安くリフォームすることも可能でしょう。
しかし、この施主支給はコストカットできる反面、トラブルに発展しやすく、よっぽどのことでなければおすすめはできません。
注文時に寸法・商品を間違えてしまった、配管を接続できない、施工後にキズを発見したものの誰の瑕疵なのか分からない、などの失敗が予測されます。

・業者に現地調査を依頼する

トイレは家電量販店やショールームで確認することもできますが、業者による現地調査は必ず行うようにしましょう。
これは相見積もりを取る場合も同じで、2~3社に見積もりを取るなら、それぞれに現地調査を実施して比較するのが得策です。
単純そうに見えるトイレですが、先の便器のサイズが大きいといった失敗もあるため、プロによる意見をもらうようにすると、失敗を防げます。

・床は汚れにくいものを

トイレの床をリフォームするなら、汚れにくいものを選ぶようにしてみてください。
汚れにくいと掃除がラクになるほか、汚れによる傷みが少なくなるため、結果的に長持ちします。
おすすめなのは、表面がフラットなクッションフロアです。撥水性があり、アンモニアにも強く、冷たさを感じにくいでしょう。
トイレ専用の床材というものもあります。

・エコカラットはおしゃれだけど……

エコカラットは、LIXILの開発した室内タイルです。
小さな穴が空いており、調湿・脱臭・有害物質の低減などの機能性を持つことから、トイレにも多く採用されている壁材です。
非常に優秀な商品ですが、でこぼこしているものはホコリが溜まりやすく、トイレの背面にあると掃除が大変になる可能性があります。
やり直したい、と思っても剥がすには難しく、下地までやり直す必要が出てくるため、導入する際は検討を重ねたほうがいいでしょう。

■ 福岡県での住宅リフォームは「中田住設」にお任せください!

★担当した店舗内装工事

中田住設は、福岡県内にて住宅リフォーム・店舗工事を行っております。

リフォームは高いお買い物だからこそ、誰もが慎重になるもの。
当方はお客様の予算内で、最大限ご要望を叶えられるよう、工事をご提案させていただいております。
古くなったトイレは、排水管が劣化していることも多く、早めにリフォームをしたほうが、詰まりなどのトラブルを防げます。
最近トイレが流れにくい・ニオイが気になるなどの特徴が見られましたら、ぜひご相談くださいませ!

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■ まとめ

トイレリフォームは便器の寸法や機能性・床材や壁材の機能性・業者の選択に気を付けましょう。
コストカットをしたい場合は施主支給をせず、まずは業者と交渉してみてください。なお、値切りすぎはトラブルの元なので、こちらも要注意です。

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